溶けた亜鉛の中に鉄を浸漬すると、亜鉛と鉄が
合金反応を起こします。
鉄の表面に鉄と亜鉛の合金層が形成され、さら
にその上に亜鉛の層ができます。
そのため、めっき厚が非常に大きく、悪条件下にてその効力を発揮します。
風雨にさらされる屋外や塩害のある海辺などの、特に腐食しやすい厳しい条件下にある鉄製品に施します。
(イメージ写真)
(イメージ写真)
溶融亜鉛めっきでは亜鉛層、合金層と鉄の表面を厚い膜
で覆うため、非常に高い防錆効果があります。
条件によっては2,30年以上の防錆が可能です。
めっき表面断面(イメージ)
また亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が高いため、鉄よりも
早く酸化して鉄の錆び(酸化)を防ぐ「犠牲防食」という
効果もあります。そのため鉄の素地が露出している
部分があっても、その周りの亜鉛が優先的に酸化し、
鉄を保護してくれます。
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